独特のユーモアと温かみのある世界観で、
子どもから大人まで魅了する絵本作家・おくはらゆめさん。
『くさをはむ』で講談社出版文化賞絵本賞、
『シルクハットぞくはよなかのいちじにやってくる』
で日本絵本賞、童話『わたしといろんなねこ』で
小学館児童出版文化賞を受賞するなど、
数々の評価を受けてきました。
そんなおくはらさんの日常に密着するのが、
2026年9月4日放送のNHK Eテレ
『ネコメンタリー 猫も、杓子も。』です。
埼玉・飯能のマンションで暮らす猫のたまちゃんと
豆柴のひのまる。番組では、絵本や童話が
生まれる創作の日々と、行き詰まったときに
おくはらさんを救ってくれるという、
たまちゃんのある「行為」
にも注目が集まりそうです。
1,おくはらゆめは絵本作家でかなり賞を取っている
おくはらゆめは数々の賞を受賞する絵本作家
おくはらゆめさんは1977年兵庫県生まれ。
絵本だけでなく童話の執筆やイラスト、
作詞など幅広く活動しているクリエイターです。
NHK Eテレ『おかあさんといっしょ』では、
月の歌「ようかいしりとり」などの作詞や
イラストも手がけています。
絵本作家として注目を集めるきっかけの一つとなったのが、
2007年の第8回ピンポイント絵本コンペ入選。
その後、デビュー作『ワニばあちゃん』で
第1回MOE絵本屋さん大賞新人賞入賞を果たしました。
さらに『くさをはむ』では
第41回講談社出版文化賞絵本賞を受賞。
講談社の受賞作品一覧にも、おくはらさんと
『くさをはむ』の名前が記録されています。
その後も『シルクハットぞくはよなかのいちじにやってくる』
で第18回日本絵本賞、童話『わたしといろんなねこ』で
小学館児童出版文化賞を受賞。
ユニークな発想と、どこかほっとするような作品世界が、
多くの読者だけでなく専門家からも
高く評価されていることが分かります。
2,おくはらゆめは『ネコメンタリー』で注目!たまちゃんとひのまるとの暮らし
今回の『ネコメンタリー 猫も、杓子も。』では、
おくはらさんと一緒に暮らす猫のたまちゃん、
そして豆柴のひのまるが登場します。
陽気でやんちゃなひのまるに対して、
たまちゃんは堂々とした風格を持ち、
あまり動じない存在。
そんな2匹との穏やかな暮らしの中で、
おくはらさんがどのように物語の構想を練り、
作品を生み出しているのかが描かれます。
特に気になるのが、創作に行き詰まったときに、
おくはらさんがたまちゃんの「行為」に
救われるというエピソードです。
猫は人間の都合などお構いなしに、
眠ったり、歩いたり、甘えたり、
突然何かを始めたりします。
そんな自由な存在であるたまちゃんが、
おくはらさんの創作にどのような影響を
与えているのでしょうか。
おくはらさん自身、作品について
「この世に小さな楽しみがたくさんあるといいなあ」
と考え、「ささやかでくだらない絵本を作りたい」
と語っています。
何気ない日常にある小さな面白さを
すくい上げる感性こそ、
おくはらさんの作品の魅力なのかもしれません。
3,おくはらゆめの絵本は「何気ない日常」から生まれる
おくはらゆめさんの作品には、
壮大な出来事ではなく、身近な生活の中にある
不思議や楽しさが描かれているものが少なくありません。
代表作の一つ『くさをはむ』は、
シマウマたちの「草をはむ」という
何気ない日常を描いた作品。
おくはらさんは、草をはんでいるシマウマを
見ながら自分も口を動かしていたところ、
シマウマが話しかけてきたという発想から、
この絵本を描いたと紹介されています。
また、『やきいもするぞ』『ようかいしりとり』
『おしょうがつのかみさま』など、
ユーモラスで想像力を刺激する作品も数多く手がけています。
絵本だけでなく童話にも活動を広げ、
『よるのまんなか』『きつねのしっぽ』
『つっきーとカーコ』シリーズなどを発表しています。
過去のインタビューでは、
子どもの頃に『長くつ下のピッピ』や
『モモ』を読んでいたこと、そして長新太さんから
大きな影響を受けたことも明かしています。
特に長新太さんの作品に感じた「すっとんきょう」と
「優しさ」が同時に押し寄せる感覚は、
おくはらさん自身の作品にも通じる部分がありそうです。
4,おわりに
おくはらゆめとたまちゃんの関係に注目
おくはらゆめさんは、ユーモアと温かさを感じさせる
絵本や童話を数多く生み出してきた絵本作家です。
『くさをはむ』や『シルクハットぞくは
よなかのいちじにやってくる』などで大きな賞を受賞し、
『おかあさんといっしょ』の月の歌の作詞や
イラストを手がけるなど、幅広く活躍しています。
9月4日放送の『ネコメンタリー 猫も、杓子も。』では、
そんなおくはらさんの創作活動だけでなく、
猫のたまちゃんと豆柴のひのまるとの暮らしにも密着します。
特に、行き詰まったときのおくはらさんを救うという、
たまちゃんの「行為」とは
いったい何なのかが気になるところです。
日常の何気ない瞬間から
物語を生み出してきたおくはらさん。
猫と犬との穏やかな暮らしを見つめることで、
これまで多くの子どもたちを楽しませてきた作品が、
どのように生まれているのか、
その秘密にも迫ることができそうです。

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