「お餅はお正月に食べるもの」——そんな常識を覆し、
日本全国の餅文化を探求し続けている人物がいます。
それが“おもちマイスター”として知られる松本純子さんです。
青森・弘前の老舗餅店や津軽の郷土餅「あさか餅」など、
日本各地に息づく餅文化を取材し、発信してきた彼女。
その活動は、単なるグルメ紹介にとどまらず、
日本の食文化そのものを守る取り組みとして注目されています。
本記事では、松本純子さんのプロフィールや活動内容、
そして話題の餅文化について詳しく紹介します。
この記事でわかること
・松本純子さんのもちマイスターとは
・松本純子さんはあさか餅と弘前のもち文化を追う
・松本純子さんはもち愛がスゴイ
1,松本純子(おもちマイスター)とは何者?
松本純子(おもちマイスター)とは?餅文化を追い続ける食の探究者
松本純子さんは、日本各地の餅文化や郷土食を
探求し続けているおもちマイスターです。
もともと食や農業、地域文化に関わる分野で活動してきた彼女は、
全国各地を巡る中で「餅」という食べ物の奥深さに魅了され、
その魅力を発信するようになりました。
彼女の活動の特徴は、単なる「おいしいもの探し」ではない点にあります。
餅の歴史や作り手の想い、地域の文化や風習などを丁寧に取材し、
記事やSNSなどで紹介することで、日本の伝統食の価値を広く伝えています。
餅は祝い事や季節行事と深く結びついている食べ物であり、
地域によって形や味、役割がまったく異なるもの。
その違いを発見することが、松本さんにとっての大きな魅力となっているのです。
また、松本さんは「もちマイスター検定」に合格し、
正式に“もちマイスター”としての資格を取得しています。
自身でも「1年中おもちマニア」と称するほどの熱意を持ち、
季節に関係なく餅を研究し続けています。
餅の焼き方や食べ方のコツ、アレンジ方法なども発信しており、
家庭での餅の楽しみ方を広める活動も行っています。
基本的な焼き方だけでもフライパンやトースターなど複数の方法があり、
用途によって使い分けることで餅の美味しさを
最大限に引き出せるとされています。
さらに、全国各地の餅を巡る旅を通じて、
地域の職人や老舗店との交流を深めている点も彼女の活動の特徴です。
餅は単なる食べ物ではなく、「地域の誇り」であり
「文化の象徴」である——その考えが、松本さんの活動の根底にあります。
2,松本純子はあさか餅や弘前の餅文化を追う
津軽名物「あさか餅」と“もち on もち”の魅力
松本純子さんの活動の中でも特に注目されているのが、
青森県津軽地方の郷土餅「あさか餅」の紹介です。
あさか餅は津軽地域では贈答品としても親しまれている
伝統的な餅菓子で、その最大の特徴は「もち on もち」
と呼ばれる独特の構造にあります。
このあさか餅は、もち米を炒って粉にし、
さらにもう一度炒るという手間のかかる
工程を経て作られる「二度炒り粉」を使用しています。
その香ばしい粉を、大福のような餅生地の表面に
たっぷりとまぶして仕上げるのが特徴です。
つまり、餅の上に餅由来の粉を重ねるという、
まさに[もち on もち]の発想から生まれた郷土菓子なのです。
このような郷土餅は、その土地ならではの歴史や
生活と深く結びついています。
津軽地方では米作りが盛んであったことから、
米を使った餅文化が発展してきました。
祝い事や贈り物として餅が使われることも多く、
地域の人々の生活の中に自然と溶け込んできた歴史があります。
松本さんは、このあさか餅を単なる「おいしい和菓子」
としてではなく、地域文化の象徴として紹介しています。
彼女の記事では、餅の味や食感だけでなく、
作り手の想いや土地の背景などにも触れられており、
読者はまるで現地を訪れたかのような臨場感を味わうことができます。
餅を通じて地域を知る——その視点こそが、
松本純子さんの活動を特別なものにしている理由のひとつといえるでしょう。
私も弘前でもちを買っています。
もち屋さんとも呼ばれている[ふくだ餅店]が
私は1番好きなお餅屋さんです。
そこで[あさか餅]を食べたときに、
「このすごく美味しいお餅は何?」となり、
お店の人に聞いたり調べたりして
「あさか餅ってもちonもちなのかぁ~」と
納得しました。

引用元:aomori-tourism.com/shitogimochi
↑[あさか餅]です。周りにかかっている茶色の粉がもちなのです!
3,松本純子はもち愛がすごい!
弘前の老舗「戸田うちわ餅店」に見る日本の餅文化の奥深さ
松本純子さんが訪れた餅の名店の中でも、
特に印象的な存在として知られているのが、
青森県弘前市にある老舗餅店 戸田うちわ餅店 です。
この店は明治時代に創業したとされる老舗で、
地元の人々に長く愛されてきた歴史を持っています。
看板商品である「うちわ餅」は、
平たい餅を串に刺した形がうちわに似ていることから
名付けられたとされています。
その特徴は、餅が見えないほどたっぷりとかけられた秘伝のごまダレ。
香ばしいごまの風味と柔らかな餅の食感が絶妙に調和し、
訪れる人々を魅了してきました。
このような老舗餅店を訪れることで、
松本さんは地域に根付く餅文化の魅力を体感しています。
餅は単なる食品ではなく、人々の暮らしの中で受け継がれてきた
「文化遺産」のような存在です。
100年以上続く店の存在は、それだけ餅が
人々の生活に欠かせないものであった証でもあります。
松本さんの取材スタイルは、
店を訪れて実際に食べるだけではありません。
餅がどのように作られているのか、どんな人々が守ってきたのか、
その歴史や背景にも丁寧に向き合っています。
その姿勢が、多くの読者の共感を集めている理由といえるでしょう。
さらに彼女は、日本各地の餅店や郷土餅を巡ることで、
地域ごとの違いを比較しながら紹介しています。
例えば、祝い事で重要な役割を果たす地域もあれば、
日常のおやつとして親しまれている地域もあります。
こうした多様性を伝えることが、日本の食文化を未来へ残すために
重要だと考えているのです。
4,おわりに
松本純子(おもちマイスター)が伝える「餅は文化」というメッセージ
松本純子さんは、単なる餅好きという枠を超え、
日本の食文化を未来へつなぐ活動を続けている“おもちマイスター”です。
津軽の「あさか餅」や青森・弘前の老舗餅店などを紹介することで、
地域に根付いた餅文化の価値を広く伝えています。
餅は、日本人にとって特別な意味を持つ食べ物です。
正月や祝い事だけでなく、日常の中にも深く根付いており、
その土地ごとに異なる形や味が存在しています。
松本さんは、そうした地域ごとの違いを丁寧に掘り起こし、
食の背景にある歴史や人々の想いを伝え続けています。
また、餅の焼き方やアレンジ方法など、
家庭でも楽しめる知識を発信している点も彼女の魅力のひとつです。
専門的な知識と情熱を持ちながらも、誰でも餅を楽しめるような情報を
届けている姿勢は、多くの人々にとって身近で親しみやすい存在となっています。
これからも松本純子さんの活動は、日本各地の餅文化を
未来へとつなぐ大きな役割を果たしていくことでしょう。
餅はただの食べ物ではなく、人と人、地域と歴史を結びつける
「文化」そのもの——そのことを、彼女の活動は静かに、
そして力強く教えてくれているのです。

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