今日は、【サラメシ】に出演するという、
千葉県の農家さん、古谷長武(ふるやおさむ)さんを
取り上げたいと思います。
よろしくお願いいたします。
1,古谷長武さんが八街で落花生を作るのは何故?
古谷長武さん(55)が、八街(やちまた)市で
落花生を作る理由は、八街市など含む
千葉北部の土壌が関東ローム層に覆われた
「火山灰土」であることが挙げられます。
水はけが良く粒子の細かい土に潜った
落花生の花は実が付きやすく、
育ちやすくなっているため、
火山灰土の性質が適しているのです。
また、八街市とその周辺で取れた、
渋皮付きとさやごと煎った落花生は、
地域ブランドとして「八街産落花生」と
商標登録されています。
古谷長武さんは、「千葉半立」「おおまさり」「Qなっつ」など
13種類ほどの落花生を栽培しています。
落花生の収穫は、8月~9月の2週間で、
1週間畑で乾燥させて、その後1か月間
「ぼっち」の中で乾燥させます。
天日で乾燥させることによって、甘みが増します。
「ぼっち」とは?
地干しした落花生の株を2mほどの高さに
積んだもののことを言います。
この状態で約1か月ゆっくり風だけで
乾燥させると、落花生の実に
含まれるデンプンが糖分に変化し、
甘味が増していくと言います。
「ぼっち」の作り方
地面からの雨が染みるのを防ぐために、
もみ殻を敷き、その上にぼっちを作ります。
直射日光による急激な乾燥を防ぐため、
マメを内側にして落花生の株を積みます。
風で落花生の株が吹き飛ばされないように、
『むしろ』(※)を上にかけてヒモで縛ります。
※『むしろ』とは、わらやイグサなどの草で編んだ簡素な敷物。
最後に、稲わらで作った雨よけの笠を上にのせます。
乾燥が完了したぼっちは、積み終わったときよりも
約50cm縮んで小さくなります。
「落花生みそ」の作り方
①煎り落花生を作る(約10分)
鍋にたっぷりのサラダ油と乾燥した
小ぶりの落花生を1㎏いれて中火にかけて、
パチパチと音がしなくなるまで
混ぜながら、煎ります。
油から上げ、ペーパータオルと新聞紙で
油をよくきります。
②甘みそを作る(約15分)
別の鍋に酒200mlと砂糖1㎏を入れて混ぜます。
さらに、みそ600mlを加えて、よく混ぜ合わせ、
強火にかけます。甘みその表面の空気が
沸々いい始めたら、弱火にして空気のふくらみが
全体に広がるまで弱火にかけ、その後火を止めて
冷まします。
(ポイントは、火をつけたら混ぜずに我慢です!
おいしさは火加減で決まります。)
③煎り落花生と甘みそを混ぜ合わせる
落花生の薄皮が剝がれないように、
冷ました甘みそと煎り落花生を優しく
混ぜ合わせたらできあがりです♪
これは、古谷長武さんのお家の
【サラメシ】にも出てきそうですね♪
お父さまは、お酒は飲まないけれど、
この「落花生みそ」が一番好きなんだそうです。
おいしそうにご飯で召し上がってました。
芹沢安久さんの潮かつおとは…?(同じ日のサラメシです)↓
2,古谷長武さんが家族と農業をする理由は?
古谷長武さんが、家族と農業をしている理由は、
お父さま・お母さま・息子の自分・自分の嫁・子供2人の
6人で作業をするには、ちょうど良い大きさの
落花生の畑なのでしょう。
誰かを雇うにしても、少ない人数で
やっていそうな気がします。
雇う方が居れば、お給料を払わないと
いけませんし、落花生の農家さんが
どのくらいの規模でされているのかを
見極めないといけないですね。
古谷長武さんは、お父さま・お母さま・
自分・妻・大学生の子ども2人の6人で、
落花生の他ににんじん、里芋、
アスパラなど様々な野菜を
育てているのだそうです。
自分の家で食べる野菜も作って
いるかもしれないですね。
食費が助かりそうです。
野口和宏さん(漁師)のシロエビが…?↓
3,古谷長武さんの年収はいくらくらい?
古谷長武さんの年収ですが、
55歳の農家さんの平均年収は
540万円ほどだったのですが、
古谷長武さんは「八街産落花生」を作っているので、
1000万円を超えていても
おかしくないと思います。
ご家族だけでやっているなら、
家族みんなで稼いだお金です。
息子さんも継いでくれそうですし、
心配はないと思います。
大坪透さん(黒部峡谷鉄道)の…?↓
4,まとめ
「古谷長武が八街で落花生を作るのは何故?家族と年収は?」と
タイトルをつけて書いてきましたが、
「八街産落花生」を作っているところも、
野菜を家族で作っているのも、
すごい農家さんでした。
「八街産落花生」を作っているし、年収は
高そうですね。でも、家族みんなで
稼いだお金です。
みんなで一緒に農業をやっているのは、
うらやましい感じがしました。
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