今回は、【サラメシ】で取り上げられるという
芹沢安久(せりざわやすひさ)さんを
深堀りしてみたいと思います。
よろしくお願いします。
1,芹沢安久さんのご家族は?
芹沢安久さんのご家族は、
奥さまは写真で紹介されていたので、
いらっしゃることはわかりました。
出典元:酢飯屋.com
お子さんがいらっしゃると継いでくれる人が
いることになりますが、継ぐ継がない、という
問題は難しいですし、良い方向へいくことを
いのっております。
野口和宏さん(漁師)はシロエビを…?↓
2,芹沢安久さんの年収は?
芹沢安久さんの年収は、従業員が10名ほど居ますし、
家族でも作業をやるだろうと思うので、
数千万円は稼げると思いますが、
売っている鰹節(かつおぶし)の値段を
安く設定し過ぎな気がしました。
こんなにも伝統技法をきちんと使った鰹節(かつおぶし)なのに…
安くて、お手頃価格で良いのでしょうか?
中塚陸歩さんは移住してまで…?↓
3,芹沢安久さんの仕事で作る潮かつおが絶品!!
芹沢安久さんは、潮かつおや鰹節(かつおぶし)を作る
最後の職人さんだということなのですが、
静岡の西伊豆田子には、1番たくさんの
漁師さんがいたときには、40軒もの
鰹節(かつおぶし)を作る家があったそうです。
しかし、いま西伊豆の潮かつおと呼ばれるものを
作るのは、芹沢安久さんのところだけだと
言います。
別名正月魚とも言われ、古来より縁起のよい食として
正月神棚にお供えした保存食です。
鰹節(かつおぶし)の三大名産地の一つ
伊豆田子の古来より伝えられた加工法を元に製造されました。
伊豆田子港は、以前かつお漁を中心とた、
漁師町で航海の安全と豊漁豊作を祈願し
神ワラでお飾りを付けた潮鰹(しおかつお)をつるしました。
独特の加工方法ですが、塩以外の添加物は一切使用されていません。
腐敗防止のためおおくの塩を使用してますので、
かなり辛いですが、そのままの状態で日に当たらない
風通しの良い場所などにつるして頂ければ1ヶ月程は、
品質に変化はありません。
また、ビニール袋やラップなどに包み
冷蔵庫に保管すれば、3ヶ月から4ヶ月程
美味しく食べられます。
(一般の家庭の場合いは三枚におろし薄切りにして
ビニールなどに包み冷蔵庫や冷凍庫に入れると場所をとりません。)
塩蔵品なので、現代には向かない食品かもしれませんね。
塩分を気にして食事をする方が増えている昨今、
高血圧の方は、まず食べないと思います。
昔よりも売れなくなったことや、
作り方の難しさが、作ることを
諦めさせているのだと思われます。
でも芹沢安久さんは、創業以来100年、
今も何ひとつ変えずに受け継ぐ
手火山式焙乾法で鰹節(かつおぶし)を作っています。
煮込んで冷めると堅くなります。
ここで骨を抜いたものが『なまり節』になります。
なまり節を燻乾燥(くんかんそう)させます。
普通、一般的には60℃くらいの密閉空間で中まで満遍なく水分を抜きます。
が、カネサ鰹節商店さん(芹沢安久さんのお店)では
手火山式焙乾法(てびやましきばいかんほう)という、
要するに、直火製法です。
かつおぶしを密閉空間に閉じ込めず、
人間も同じ空間を共にするため、
煙も吸うし、何より熱い。
最も危険な方法と言われておりますが
最もかつおぶしを美味しくする方法だとも言われております。
一般の倍の120℃を超える熱さで4,50分、
一気に表面を硬めて中に旨味を閉じ込める匠の技です。
強い直火で燻すことによって、
ぎゅっと鰹の身がしまり、
味の凝縮した鰹節(かつおぶし)ができるのです。
「同じように作っても同じようにできないのが
鰹節(かつおぶし)なんですよ。
傷ができたり、カビの色が悪かったりする
鰹節(かつおぶし)ができてしまう。」と、
芹沢安久さんは言います。
こうやって伝統の制作方法を守り、
潮かつおや鰹節(かつおぶし)作っている
芹沢安久さんが、西伊豆田子の職人さんの
最後の1人です。
←焼いた潮かつおのおにぎりなど。
芹沢安久さんのお家のサラメシです。
寺島匠さんのおかひじきは…?↓
4,まとめ
「芹沢安久の家族と年収は?仕事で作る潮かつおが絶品!!」と
題して書いてきましたが、とにかく
鰹節(かつおぶし)作りは大変だし、
ここでしかやっていないことが多いです!
ご家族も一緒に作業をやってらしたら、
大変だと思います。
こうやって美味しい鰹節(かつおぶし)が
できるのですね。
年収は想定しか出せませんでしたが、
稼いでいて欲しいです!!
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