今、日本女子パラスノーボード界で最も注目される選手のひとり、
坂下恵里(さかした・えり)。
2026年3月にイタリアで開催されるミラノ・コルティナ2026冬季パラリンピックの
日本代表に内定し、文字どおり“特別な冬”を迎えようとしています。
この記事でわかること
・坂下恵里はミラノコルティナパラリンピックに出場
・坂下恵里はスノボで出る
・坂下恵里の戦績は?
1,坂下恵里はミラノコルティナパラリンピックに出る?
初の女子パラリンピック代表に――坂下恵里さんの挑戦
静岡県牧之原市出身の坂下恵里さんは、1992年5月4日生まれの33歳(2026年現在)。
23歳のときに大きな交通事故に遭い、左足をひざ下から切断するという大きな試練を
経験しました。
義足での生活となった後も、スノーボードへの情熱は消えず、自分の足で
雪の上に立つことを選んだのです。
事故前からスノーボードは趣味として楽しんでいましたが、2020年に
パラスノーボードの道へ本格的に進出します。
次世代育成指定選手選考会に応募し、そこで競技としての可能性と
自分の夢に気づきました。
坂下恵里さん自身「日本の女子の第一人者になりたい」
「スノーボードが好きだし、誰もやっていないなら私がやってみたい」
という軽い気持ちからスタートしたと語っていますが、それがやがて
大きな挑戦へとつながっていきました。
その後、次世代育成選手となり、海外大会に参戦します。
そこで女子のトップアスリートたちの滑りを目の当たりにして衝撃を受け、
「この人たちと肩を並べて争いたい」と強い思いを抱くようになります。
パラスノーボードでは女子の競技人口が少ないため、LL1とLL2というクラスが
混合で戦われることがあります。
身体機能の程度がより重いLL1の選手が活躍する姿に刺激を受け、
自身のレベルアップにつながったと話しています。
その後の快進撃は着実でした。**2021年全国大会で優勝し、
そこからワールドカップ出場権を獲得します。
2025年3月に世界選手権にも初出場し、バンクドスラロームで7位入賞を
果たしました。
**この結果が、日本女子として史上初のパラリンピック代表内定につながったのです。
2,坂下恵里はスノボで出る?
■ ミラノ・コルティナ2026 パラリンピック出場について
2026年3月6日に開幕するミラノ・コルティナパラリンピック冬季競技大会において、
坂下恵里さんはパラ・スノーボードの日本代表として出場する予定です。
彼女が出場するのは、下肢に障がいのある選手が対象のSB-LL2クラス。
これは義足や切断など比較的軽度の障がいが対象となるカテゴリーです。
出場種目としては、大きく二つあります:
- スノーボードクロス(SBX)
- バンクドスラローム(BSL)
坂下恵里さん自身、ミラノ・コルティナでは「最低でも入賞、最高でメダル」
という高い目標を掲げています。
出身地の牧之原市でも彼女を応援する“囲む会”が開かれ、多くの市民が
熱烈な期待を寄せています。
3,坂下恵里の戦績は!?
■ 戦績はどんなもの?――世界での実績
坂下恵里さんは本格的に競技を始めてからまだ5年程度ですが、
着実に世界で戦える存在になってきています。
世界選手権や国際大会で積み上げた成績は以下の通りです。
✔ 2025 FISパラスノーボード世界選手権(カナダ・ビッグホワイト)
- バンクドスラローム(LL2):7位
- スノーボードクロス(LL2):13位
この成績は、世界の強豪がひしめく中でのランキングであり、日本女子としても
上位に位置する好成績です。
バンクドスラロームでは世界トップ10に入る快挙を達成しており、
コース戦略・スピード・安定感を着実に高めてきました。
その他にもヨーロッパカップなどで優勝を経験し、国際的な実戦経験を重ねています。
この経験が、ミラノ・コルティナでの戦いに直結していくと期待されています。
■ 日本女子初の快挙――意義と期待
坂下恵里さんの出場は、数字以上の意味を持っています。
パラスノーボード女子はまだ競技人口が限られており、日本代表としての
出場実績も多いとは言えませんでした。
そんな中で彼女は、日本女子として史上初めてパラリンピックのスノーボード代表に
名を連ねたのです。
これには多くの関係者や後輩アスリートからの期待も集まっています。
坂下恵里さんは競技外でも母校を訪問し、児童に向けて「夢を諦めないこと」の
大切さを語り、子どもたちに希望を届けました。
こうした姿勢は、彼女自身が競技者である前に“ロールモデル”としての役割も
果たしているといえます。
■ 目標は「表彰台」――坂下恵里さんの決意
ミラノ・コルティナの舞台では、もちろん結果がすべてです。
しかし坂下恵里さんは単に出場するだけで満足してはいません。
彼女が目指すのは、「表彰台」、そして「メダル」です。
これは本人が繰り返し語っている目標でもあり、競技者としての矜持でもあります。
「ここまで来られたのも、支えてくれたすべての人のおかげ。最高の滑りをして、
見ている人たちに勇気と希望を届けたい」という言葉には、競技者としての
強い覚悟と、それを超える熱い想いが込められています。

引用元:parasapo.tokyo/featured-athletes/sakashita-eri
4,おわりに
坂下恵里 さん――パラリンピックで開く新たなページ
2026年3月のミラノ・コルティナパラリンピックは、坂下恵里さんにとって
初めてのパラリンピックの舞台です。
しかし彼女の挑戦はすでに始まっており、世界で積み上げてきた戦績は
日本女子パラスノーボードの歴史を塗り替える躍進そのものです。
坂下恵里 さんの滑りが、世界の強豪と肩を並べる瞬間を――そして日本勢初の
女子メダルが生まれる瞬間を――私たちは心から期待して見守りたいと思います。
オリンピックに続いてメダルが取れると良いですね。

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