アメリカ合衆国では、大統領を決める選挙があり、
そこでドナルド・トランプ氏が大差で勝利しました。
ここで、僅差と言われていた選挙でトランプ氏が
大勝利したのはどうしてなのか?取り上げてみたいと思います。
よろしくお願いいたします。どうぞご覧ください。
1,トランプなぜ勝てた?
接戦と言われていた選挙に、トランプ氏は
どうやって勝ったのでしょうか?
接戦と言われていた選挙は、その実トランプ氏の
大幅な優勢でした。
僅差とか接戦と言われていた選挙がそうではなかったことに
勝利の理由がありそうです。
明海大学の小谷哲男教授の解説です。
トランプ氏が強かったというよりはハリス氏が
弱かったということを表してるのだと思います。
トランプ氏は「チップの収入を非課税にする」とか、
「残業代とか社会保障についても非課税にする」という
非常に分かりやすい、すぐに利益が出そうな経済政策を打ち出していました。
これに対して、ハリス氏のほうは「希望の経済」と言いながら、
具体的に何をするのかよく分からなかったという点があります。
何をやってくれるのかわからない候補者よりも、
わかりやすい候補者に投票することが当たり前な気もします。
アメリカ合衆国の国民はわかりやすいことを
してくれる大統領を選んだということなのですね。
2,トランプは銃撃されなかった!
トランプ氏が銃撃されなかったことが、
大統領選挙の大勝利につながったような気がします。
今年の7月に演説中に銃で撃たれて、左耳の上部分を
怪我します。
トランプ氏が拳を突きあげて「ファイト」と叫んでいるように見えたとき、この映像は今後も繰り返し使われることになるだろうと思った。
ステージを去るトランプ氏の姿をファインダー越しに追いながら、周囲の悲鳴や怒声に負けないよう、カメラマイクに向けて叫び続けた。
この事件があったことで、トランプ氏への、本当に残念なことが
起きたという寄り添うような気持ちが生まれたアメリカ合衆国の
人も多かったのではないでしょうか?
自身が傷ついても、アメリカ合衆国を守ってくれる人に
投票したくなる気持ちもわからないわけではありません。
何をしてくれるのかわからない候補者よりも、
自分たち国民を守ってくれそうな強い人に入れたいですよね。
3,トランプは相手が弱かったから勝てた!
この時点でも言われていますが、今回の大統領選挙は
相手のハリス氏は、勝てるような政策をしっかりと
口にはしていなかったので、投票しようという気持ちが
起きなかったのかもしれません。
成蹊大学の西山隆行教授(米国政治)
民主党は、党全体として失敗したというしかない。言い訳のしようがない。勝てておかしくなかった選挙戦で、中南米系やアフリカ系といった本来の支持者層を十分に固められなかった。
その背景には、アイデンティティーや多様性を強調する一方で、中南米系やアフリカ系の人々のなかにも多様性があることを重視しなかったことがある。どの層に対しても「反トランプ」「女性の権利」などの訴え一本やりだった。「象徴的なことは言うが実質的な支援をしてくれない」という不満を募らせた人々をトランプ氏が取り込んだのだろう。
引用元:asahi.com/大統領選
女性としての主張は、弱く映ってしまうかもしれませんし、
以前に女性が大統領選挙に出た時も勝つことはできませんでした。
4,終わりに
・接戦とされた選挙は、トランプ氏は大幅な優勢でした。
・自身が傷ついても、アメリカ合衆国を守ってくれる人に
投票したくなる気持ちもわかります。
・実質的なことを言わないハリス氏に投票者は諦めてトランプ氏に投票しました。
これからのアメリカ合衆国が良い方向へ行ってくれると嬉しいです。
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