今日は、NHKで放送されるという、
「所さん!事件ですよ
野菜がトロに!?進化する“完全再現”」という
番組に出演されるという、
田中宏隆(たなかひろたか)さんを
取り上げたいと思います。
よろしくお願いいたします。
1,田中宏隆さんの経歴
田中宏隆さんは、慶應義塾大学経済学部 卒業で、
南カリフォルニア大学でMBAを取っています。
パナソニックを経て、
マッキンゼーにてハイテク・通信業界を中心に
8年間に渡り、成長戦略立案・実行、M&A、新事業開発、
ベンチャー協業などに従事します。
2017年、シグマクシスに参画し、
同年、スマートキッチン・サミット・ジャパンを立ち上げ、
以来食を起点としたエコシステムの形成を
通じた新産業を作り出すことを目指しています。
アメリカに行っていたことがあるなら、
さまざまな食についての経験もあると
思います。
だから、日本に戻ってきてから、
フードテックなどに、
力を入れ始めたのですよね。
日本に帰ってきてからは、パナソニックを経て、
マッキンゼーにてハイテク・通信業界を中心に
8年間に渡り、成長戦略立案・実行、M&A、新事業開発、
ベンチャー協業などに従事します。
2017年、シグマクシスに参画し、
同年、スマートキッチン・サミット・ジャパンを立ち上げ、
以来食を起点としたエコシステムの形成を
通じた新産業を作り出すことを目指します。
米国のスマートキッチン・サミットや
メディアを通じた情報発信にも積極的に取り組み、
一般社団法人 SPACE FOODSPHERE理事となります。
「スマートキッチン・サミット・ジャパン」
を立ち上げ、ディレクターをしています。
ハイテク・製造業・通信、
成長戦略、新規事業開発、
M&A、実行・交渉等幅広いテーマに精通しています。
食・料理という領域における
日本として進むべき道を明らかにし、
新たな産業の創造を目指しているところです。
寺島匠さんは3兄弟でおかひじきを作り…?↓
2,田中宏隆さんと代替食品について
田中宏隆さんは、今の時代に、
代替食品が広まっている一番の理由として、
健康志向の高まりによることだとおっしゃっていました。
家畜を育てるために使用していた大豆を
食糧危機で困っている国へ輸出することができ、
多くの人に食料が行き渡るという側面もあります。
田中宏隆さんは、健康増進やダイエットなどの目的により、
肉や乳製品など動物由来の食品を食べず、
植物由来の代替食品を選ぶ人が増えていると言います。
動物性食品には生活習慣病や動脈硬化の
原因となるコレステロールが多く含まれており、
脂質が高いのが特徴です。
対して、植物性の食品を使用した代替食品には
コレステロールが含まれていないので、
脂質も少なく健康の害もありません。
また、代替食品の原材料として
大豆が使用されることが多くありますが、
大豆はミネラルや食物繊維などの栄養素が
豊富に含まれているため、
栄養バランスが崩れにくい利点があります。
さらに、人気が高まり代替食品の種類が増え、
多くの食品製造に携わる企業が
代替食品を扱うようになったことにより、
以前から難点とされていた「味」についても、
近年大幅に改善されています。
アレルギーにより食べられない食品があると
いう人も、昔に比べて増加しました。
そのため、アレルギーの原因となる
食品を除去した代替食品の需要も増えています。
そのほかにも、環境問題への関心が
高まっていることも大きな理由です。
代替食品が普及することで
畜産業に頼った生活が改善され、
動物から排出される糞尿や
消化の際に発生するメタンが減少します。
メタンガスが減少することで、
温室効果を食い止めることが期待できます。
また、畜産のための森林の伐採が減り、
地球温暖化の防止に効果があるのです。
畜産のために動物に与える餌は、
ほとんどが大豆やトウモロコシですが、
大豆から代替食品を作ることで、
家畜を育てるために使用していた大豆を
食糧危機で困っている国へ輸出することができ、
多くの人に食料が行き渡るという側面もあります。
すべてが上手く行きそうな話ですが、
お肉が食べたいという人も、
けっこういそうな気がします。
私もお魚が全く食べられなくなったら、
厳しい気がします。
古谷一行さんは鴨せいろを食べた↓
3,田中宏隆さんとフードテックについて
田中宏隆さんは、フードテックが必要になる
ことがあると、おっしゃっていますが、
まず、フードテックって何のことなのでしょうか?
組み合わせた言葉で、食の最先端技術のことです。
最新のテクノロジーを活用して、
食における問題解決や食の新たな可能性の
拡充などを目指しています。
スマートキッチン(Smart Kitchen)というコンセプトなら、
田中宏隆さんの得意分野である家電にもつながります。
コネクテッドアプライアンス(IoT家電)なども、
フードテックの一部になります。
(IoT家電とは、インターネットとつながっている
機能のある家電のことです。)
食べ物を考えてみると、冷凍技術や即席麺など、
日本はイノベーションをリードしてきた実績がありますから、
アプリケーションとして全部がつながります。
ヘスタンキューは、IHヒーターと調理家電、
レシピの3つが連動する新しい調理システムを提案します。
IHヒーターと調理家電、レシピの3つが連動する、
こういったようなことが、フードテックなのです。
田中宏隆さんは、スマートホームの事例や技術を見ても、
どこかピンとこなかったらしいです。
そのころ、食にまつわるプロジェクトで
食分野の深い事例分析を行う住朋享さん
(現・シグマクシス プリンシパル)に出会いました。
関連して、マッキンゼーからの同僚である岡田亜希子さんから
「Smart Kitchen Summit(スマートキッチンサミット)」という
イベントがあると教えられたのです。
スマートホームの事例や技術を見ても、
ピンと来なかった人が、食にまつわることで
イベントにまで行っているって、
やはり尋常ではないというか、何か
自分の中でひらめくものがあったのかも
しれません。
田中宏隆さんは、スマートホームではなく、
フードテックに何かを感じて、
そこからの自分の専門領域に
していったのでしょうね。
渡部薫さんの編集長だったあの雑誌は…↓
4,まとめ
ここで、「田中宏隆の経歴は?
代替食品とフードテックとの違いを調査!」
と題して書いてきましたが、
急激な人口増加は食料需要の拡大に直結します。
2058年には100億人になったとしたら、
食料を確保し、作っていく算段を
立てなければなりません。
ここで、フードテックが出てきて
さまざまなことができるように
なってきているのですね。
そのあたりは楽しみにしております。
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