今回は【サラメシ】に出演する、
中村吉右衛門(なかむらきちえもん)さんを
取り上げてみたいと思います。
よろしくお願いいたします。
【サラメシ】も楽しみにしています。
1,中村吉右衛門さん(歌舞伎俳優)は時代劇ドラマで大活躍した！
中村吉右衛門さんといえば、
池波正太郎さん 原作の【鬼平犯科帳】ですね。
中村吉右衛門さんは、
テレビ時代劇【鬼平犯科帳】の主役・長谷川平蔵を
1989~2016年と、17年も努めました。
(撮った本数は150本にもなるとか！)
原作者の池波正太郎さんに
「鬼平は、二代目の中村吉右衛門だ！」と、主演を請われても、
「まだ若いので」などと言って2度も断ったのだと言います。
受けたときには、もう40代半ばになっていました。
(演じるのは45歳からです。)
でも、それが功を奏したともいえます。
池波正太郎さんの描いた
「火付盗賊改方の長官・長谷川平蔵。
盗賊からは “鬼の平蔵” “鬼平”
などと恐れられている。」という
この役は、20代のときに歌舞伎の家に生まれて苦しんできた、
そのとき(45歳くらい)の中村吉右衛門さんだからこそできた、
人間的に深みのある、層があって、カッコ良い男の人の役になりました。
鬼平に出てくる、「五鉄」というお店は、
4人もいる密偵と呼ばれる人たちとの
情報交換をする場となっていました。
おまさ(梶芽衣子)さんは、他のところで見ても
「おまささんだぁ～」となってしまいます。
私は、【鬼平犯科帳】を見過ぎているかもしれないですね。
私の同級生に、自己紹介のときに
「中村吉右衛門さん、鬼平が大好きです！」
といった子がいました。
そのときは(中学生でした)、
随分おじさんが好きなんだなぁ…と思いましたが、
その子の目は間違っていなかったと感じています。
中村吉右衛門さん、
鬼平の長谷川平蔵はとてもカッコイイ人だと思います。
「週刊朝日」の休刊に？
2,中村吉右衛門さん(歌舞伎俳優)は跡継ぎに困った…。
中村吉右衛門さん自身は、実父・初代松本白鸚に、
「(息子の)嫁に男の子を2人産んでもらったから、
うちと初代吉右衛門さんが困らないから」と
初代中村吉右衛門さんの所へ(４歳で！)養子に出されたので、
実の祖父が養父(初代中村吉右衛門)で、
実父は兄弟、実の兄はいとこ、という
複雑な家庭に育っていました。
自分が養子だったりすることもあり、
２代目中村吉右衛門さんには、娘さんが4人もいらっしゃいますが、
跡継ぎの話はしていないようです。
尾上菊之助さんと結婚した４女の瓔子さんは、
第１子は男の子で、和史くんといいます。
和史くんは、尾上菊之助さんの跡を継ぐと思います。
そして、第２子・第３子は女の子なので、
もう１人子供を産むことを努力してくれるかと言ったら、難しいでしょうね。
瓔子さんが、４人もの子供を育てられるかというと厳しそうに感じます。
播磨屋・中村吉右衛門という大看板を継げる人がいないのですね。
また近いところから養子がもらえれば、継げる人ができますが、難しいのかもしれません。
歌舞伎の跡継ぎ問題って本当に難しいと思います。
上手くいくように願っています。
アニソンの世界は跡継ぎ問題無いので？↓
3,中村吉右衛門さん(歌舞伎俳優)は蕎麦屋で過ごすことも多かった。
２代目中村吉右衛門さんは、初代中村吉右衛門さんに
並木藪蕎麦に連れていってもらっていたと思います。
場所は、東京都台東区雷門2-11-9 ↓
☎ 03-3841-1340
営業時間 11:30～19:30 座席 36席
ランチ予算 ～2000円 ディナー予算 ～2000円
食べられるもの そば・うどん、天ぷらなど
定休日 木曜日、第2、第4水曜日
4,まとめ
中村吉右衛門さん(歌舞伎俳優)は、
ドラマでも活躍しました。
池波正太郎さんが原作の
【鬼平犯科帳】に中村吉右衛門さんが
主役で出たことは、あの時期の
時代劇ブームを起こした要因ですね。
その後、中村吉右衛門さんには
娘さんが4人もいらっしゃいますが、
４女の瓔子さんは、尾上菊之助さんと結婚し、
第一子は、男の子でした。
しかし、第２子・第３子は女の子だったので、
中村吉右衛門の大看板を継げる人は出てきていません。
二代目中村吉右衛門さんは、ご自身も養子で、
実の祖父、初代中村吉右衛門のところで過ごし、芸を学び
二代目中村吉右衛門になったのです。
そのときに並木藪蕎麦へ連れていって
もらったりしていたみたいです。
とても思い出のあるお店なのですね。
他にもたくさん思い出の場所がありそうです。
良いものを食べておく、というのも
歌舞伎役者としての修行だったのだろうと思います。
でも、うれしいこともあったと思います。
おじいちゃんと一緒に
美味しいものを食べられるのですから！
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